ビリヤード初心者は9ボールより8ボールから始めて成功を体験しよう

9/10/2023

ビリヤード

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 僕がこの記事を書いている理由は1人でも多くの人がビリヤードを好きになり競技人口が増えてほしいという願いがあります。8ボールから始めて初心者がビリヤードを好きになって上手くなっていく段階で9ボールを始めましょう。はじめは成功体験が必要です。

ビリヤード初心者が始めてプレイしたときは面白かったとか難しかったと感じることが多いのではないでしょうか。

日本ではほとんどの人がビリヤード初体験は9ボールでしょう。1番から順番に9番まで入れていくゲームですが狙う順番が決まっていて難しかったのではないでしょうか。

友達のようにポンポン連続でボールをポケットしたいけど難しい。そう感じた人には8ボールがおすすめです。

ビリヤード初心者が8ボールから始めることは、一つの選択です。8ボールは初心者でも楽しめるゲームとして広くプレイされており、学びやすいルールとプレイスタイルが特徴です。アメリカのバー文化は、多くの人々が集まり、楽しみながらリラックスできる場所として、長い歴史を持っています。その一環として、バーで楽しまれてきたゲームのひとつが、8ボールというゲームです。

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アメリカのビリヤード初心者は8ボールから始める


なぜアメリカでは9ボールではなく8ボールが主流なのか、その理由を説明しましょう。

アメリカではバー(酒場)のゲームとしてビリヤード台が置いてあります。日本で言うラウンド1のようなアミューズメント施設ではなく、ビリヤード場もお酒を飲む場所になっています。

元々は酒場でコインをビリヤード台に入れるとボールが出てきて負けた人がまたコインを入れてゲームをするという習慣がありました。

そのためバーにあるビリヤードテーブルは7ftと少し小さめで、ポケットも小さいのが特徴です。

そこでかっこいいショットでポケットしたり負けたほうが1杯おごるなど楽しめる社交場のゲームとして楽しまれてきました。


本格的に競技のビリヤードを始めると9ボールになります。

アメリカのビリヤード場の大会(トーナメント)も9ボールが主流です。

子供のころに初めてやったゲームは8ボールという経験者が大半で、ビリヤードをやるとなると大抵が8ボールです。アメリカでは9ボールのルールを知らない人が結構います。


8ボールはシンプルなルール


8ボールのルールは比較的シンプルで理解しやすいです。1~15のボールを使い、1~6がロー(ソリッド)、9から15がハイ(スタライプ)のどちらかをすべて落としたら、8番を自分のボールを沈めた後に8番ボールを指定したポケットに落とすことが目標であるため、初心者でもルールにすぐに慣れて、ボールを簡単に落とす経験ができます。

8ボールのラック ボールのポジション説明
8ボールが真ん中で4段目と5段目の1番外側のボールが、ソリッドとストライプを交互に配置する


8ボールと9ボールの比較を表形式でまとめました。

        8ボール9ボール
利点初心者でもボールが落としやすい。手玉のコントロールを考えてプレーする。
順番に落とす必要がないので簡単に当てられる。相手の邪魔(セーフティ)がしやすい、されやすい。
相手に邪魔されにくい。緊張感がある。
欠点手玉のコントロールの上達が遅くなる。上級者とやると順番が少なく経験があまり積めない。
戦略性簡単、運もある。かなり必要。

この比較表を通じて、8ボールと9ボールのそれぞれの特徴がわかります。初心者やカジュアルなプレイヤーにとっては、8ボールがボールを落としやすく、順番にこだわらずにプレイしやすい利点があります。一方、9ボールは手玉のコントロールや戦略性が要求されるため、よりプレイヤー同士のスキル差が顕著になることがあります。


どちらのバリエーションも楽しい要素がたくさんあり、プレイヤーの好みや目標に合わせて選択することが大切です。


8ボールは複数プレイが可能


8ボールは2人または2チームに分かれて対戦するため、友人や家族と楽しく競い合うことができます。対戦相手との交流を楽しむことで、初心者もゲームに没頭しやすくなります。

9ボールで3人、4人でプレイすると順番で有利不利が出ます。うまくない人の後だとファールの後フリーボールになるのが主な理由。

8ボールの場合、男女のペア2組でプレイすることも可能です。好きな順番に当てていけばファールにならないので順番の差が出にくいんです。

8ボールは通常、友人同士やバーで知り合った人々と楽しく競い合うことができます。このチームプレイの要素が、アメリカのバーでの社交的な雰囲気と合致していると言えるでしょう。


8ボールの方が選択肢が多い


8ボールでは、15個のボールのうち自分のグループに属する7個のボールと8番ボールをポケットに沈める必要があります。9ボールのように1から9までのボールを順番に沈める必要があるゲームに比べて、的玉(落とすボール)の選択肢が多いので簡単にポケットでする経験が積めます。





ポイント初心者は大抵、経験ある人に連れられてビリヤードを初体験します。つまり相手のほうが上手くあまり順番が回ってこなかったり、相手がほとんどのボールを落としてしまうこともあります。ボールを落として楽しいと体感してビリヤードを好きになるので成功体験をしやすい8ボールがおすすめです。


8ボールは次のボールも入れやすい


8ボールでも多少は戦略的な要素も含まれており、どのボールを先に沈めるか、8番ボールをどこに残すかなど、戦略を考えることが重要です。初心者はゲームを進行させる中で、9ボールほどではないにせよ戦略的な思考を養うことができます。


ちょっと想像してみてください。あなたの友達が連続でボールをポケットするのを見て、”すごい”と感じたとしましょう。初心者であるあなたが連続で3個ボールを落としたら成功体験として楽しめるはずです。


8ボールなら初心者が連続で3個ボールを落とす可能性があるゲームなんです。


8ボールは戦略と運の絶妙なバランス


8ボールは、ショットの選択と戦略が重要ですが、同時に運の要素も含んでいます。これにより、プレイヤーたちは腕前を競いつつも、軽快なムードで楽しむことができます。バーでくつろぎながら楽しむためには、このような絶妙なバランスが求められるのかもしれません。

9ボールは競技で、8ボールはゲームと考えてください。



まとめ


アメリカのバー文化から生まれ、その雰囲気と親しみやすい性質から広く愛される8ボール。簡単なルール、チームプレイの楽しさ、戦略と運の絶妙なバランス、そして普及性の高さなど、さまざまな要素がアメリカのビリヤード人口に貢献しています。ビリヤード場やバーで友人や新たな仲間たちと楽しみながら、8ボールをプレイする魅力について、この記事がお手伝いでき一人でもビリヤードを始める人が増えてくれれば幸いです。

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カリフォルニア在住で健康マニアな日本人。 家庭菜園や実体験、便利でお得な情報をお届けします。 疑問に思ったことや調べてほしいことがあれば気軽にご連絡ください。

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